-BunBukuのお茶とごはんの楽しみ方-
日本古来の希少なお茶とご飯を気軽に自由に、楽しんで頂きたい。然れどもお勧めの食べ方も勿論御座いまして、のりとお塩を加えお茶漬けにすること。そこで昔のこんなエピソードをひとつ。たまたま目に留まりましたら、一度お店でお試しください。
「 湯漬けを持て 」
桶狭間の合戦を目前した信長公は部下にそう命じ、運ばれてきたそれを立ったままかき込み、戦場に赴いて行ったそうです。私達は米を炊きそれを一旦冷まし湯をかける事で、出来たてのご馳走として湯漬けを食してきたのです。大陸から伝来した茶の普及に伴い、千年もの長きにわたり、私達が親しんできた湯漬けは茶漬に姿をかえ、大衆の中に広まっていきました。そして茶漬と共に誰もが制限なく食べられるおかずが漬物でした。そう茶漬こそ日常茶飯。私達が食べ慣れてきたソウルフードなのです。
立って食べて良し
座って食べて良し
めしを茶碗にうつしたら、あんばいで薬味や漬物をのせ、好みのタイミングで茶をかけて、サラサラと粋にめし上がれ。